ものぐさでも楽器を練習したい①

初投稿からいきなり個人的な話ですが、一日中PCにへばりつく様な人生を送っている私のようなバンドマンは以下の悪循環にさいなまれることが多いと思います。異論ももちろんあると思います。。

  1. バッキングトラックに合わせて練習しないと効率が悪いのは分かっている
  2. でも自分のイヤホンはスマホやPCに刺さっていて、楽器のためにあるのではない
  3. PCやスマホを捨ててヘッドフォンアンプに楽器をつなぐほどの集中力はない
  4. Aux in からPCの音を流せばええやん! と思うけど、都度配線を変えるのは面倒

全ては3のような集中力や4のちょっとした配線作業をやるモチベーションすらない自分に原因があるのは分かっています。でも本質はそこではないのです。ワガママを叶えるガジェットを作ってこそエンジニアなので、そんなモチベーションだから下手なんだぞ!と説教されても困るのです。本気で集中したかったら個人練習でスタジオを抑えましょう。

ということで作ったのが以下のガジェットです。詳細は追い追い説明するとして、以下の機能を持っています。

  1. スマホやPCの音をBluetoothで受信
  2. 楽器の音をオーディオプラグ経由から入力
  3. 両者の音を増幅して
  4. イヤフォン端子から出力!

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AudioMixer完成品

ちなみにですが、機能の1番目(Bluetooth入力)は仕方なく後から追加した機能で、もともとは最上段のスタックはありませんでした。電源ごとスマホから供給し、イヤフォン端子からスマホの音を入力していたのです。

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Bluetooth化される前

ところがどっこい、近年のBluetoothヘッドセットブームにより私のスマーフォンからもイヤフォン端子が無くなってしまいました。私の足りない頭ではUSB端子から電源を出力しつつオーディオも出力する良い方法が思いつかなかったのです。

というわけで後からBluetooth機能を追加するために以下を購入し、現在の形になっています。これでPCから出力する場合にはイヤフォンの差し替えすら不要で楽器とPCの音を混ぜることもできます。

www.amazon.co.jp

以降、制作日誌的なものを順次公開していけたらと思いますが、所詮素人に毛の生えた電子工作ということをご了承ください。プロ目線から見た電子回路的なアドバイスや、ちゃんとした会社からの製品化を私のほうからも心よりお待ちしています。

今後、こういったゆるい制作日誌のみならず、お堅いプログラミングの話まで色々挟んでいこうと思います。また、個人的にたくさんお世話になっているCourseraやUdacityなどのMOOCについても色々紹介できたらと思います。